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 文教大学
 情報学部
 メディア表現学科

顔写真  准教授
 日吉 昭彦
 ヒヨシ アキヒコ
 Hiyoshi Akihiko
 
1970年生まれ 
Tel.0467-53-2111 
 
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研究概要
 メディアの「内容分析」の方法論の探求

  実証的な社会調査の方法を用いて、マス・コミュニケーション論メディア及びメディア文化論、社会調査論の領域における研究を行っております。

専門はメディアの「内容分析」の方法論の探求です。内容分析とは、マス・コミュニケーション研究における代表的な実証的方法の一つで、メディア・メッセージを統計調査にもとづいて科学的に研究するために用いる技法です。

 研究テーマとしては、メディアのなかの人種・民族描写やエスニシティ表現、あるいは時に弱者の立場に立たされる人びとや、ある社会でマイノリティという位置付けがなされる集団のメディア表象に関心があります。近年、このテーマでの研究は、メディアにおける「文化多様性」の反映というテーマで、盛んに行われています。また、こうしたアプローチを応用して放送の「多様性」に関する調査研究なども進めています。

 基礎的な研究として方法論の探究を行っていますが、方法論ですから、さまざまなテーマでの研究実践や公開、教育活動を通じて、メディア・リテラシーの広まりや、メディア文化理解、社会調査法のスキルアップ、そして、全体的な人間理解に役立てることができれば、と思っています。

プロフィール
 大学時代は、マスコミ論を専攻し、テレビドラマを記号論的なアプローチによって分析する卒論で卒業しました。
大学卒業後は、マーケティング・リサーチの会社で修業し、統計調査に目覚めました。
以降、大学院に進学してからは、統計調査を用いてメディア・メッセージを分析する方法を探求しています。
また、大学院生時代に、エスニック・メディアの編集者たちと共に阪神淡路大震災後の神戸で取材を行ってから、地域メディアに役割を考えるフィールドワークも始めました。特に在日ベトナム人の方々の制作するメディアについてのフィールドワークは20代から30代にかけて続けた活動の一つでした。
博士課程の後期課程の頃から、大学で非常勤講師をはじめ、主に関東の大学で教鞭をとりました。非常勤で教えた大学は9大学になります。

http://www.note-to-tone.tv/hiyoshi/self/personahistory.html


上のURLで非常勤で教えた大学について紹介しています。
2004年より埼玉の大学で専任教員、2008年からはここ湘南キャンパスで教えています。
担当科目は、講義科目として「メディア社会学」や「メディア効果論」「社会調査論」「社会学概論」を、また演習科目として「メディアの内容分析法」や社会調査士資格の取得のための演習「メディア調査研究法Ⅲ(総合演習)」を担当しています。一年生向けのゼミの基礎演習、もちろん専門ゼミのゼミナール&卒業研究、大学院の科目も一科目「質的調査特論」を担当しています。
委員会活動で思い出に残っているのは、国際交流委員としてベトナム・ハノイにあるFPT大学に海外研修の引率に行ったこと。多くの学生さんと熱気溢れる異文化体験はもっとも楽しい仕事の一つで、現在も毎年、引率を続けています。FPT大学との交流のための授業「ベトナムの言語・文化・産業」という授業も担当科目です。

学歴
 成城大学  文芸学部  マス・コミュニケーション学科  1993/03  卒業
 成城大学大学院  文学研究科  コミュニケーション学専攻  博士後期  2002/03  単位取得満期退学

学位
 修士(文学)  成城大学大学院  1996/03

研究分野
 社会学

研究キーワード
 メディアの内容分析の方法論
 テレビ研究と放送の文化多様性
 CMのなかの外国人イメージ
 エスニック・メディアと外国人コミュニティ

競争的資金等の研究課題
 国際的スポーツイベントに関するメディア報道が外国人イメージに及ぼす影響  科学研究費  2014-2017  基盤研究(C)一般
 ロンドン五輪報道をめぐる国際ニュース・フレームの分析:北京五輪との比較から  科学研究費  学術研究助成基金助成金  2013-2015  基盤研究(C)一般
 テレビ番組の内容分析研究方法の開発と放送の多様性の検討  その他  公益信託 高橋信三記念放送文化振興基金  2010-2011
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著書
 挑戦する世界の通信社 ~メディア新時代に  世界の通信社研究会編  公益財団法人 新聞通信調査会  2017/03/25  148-159  978-4-907087-10-4
 Encoding the Olympics: The Beijing Olympic Games and the Communication Impact Worldwide (Sport in the Global Society - Historical perspectives)  Luo Qing, Chwen Chwen Chen, Cinzia Colapinto, Hiyoshi Akihiko, Hwang Yun'il, Kodama Miiko  Routledge  2012  15-28
 日本発 外国ニュースに関する研究  東京経済大学国際メディアコミュニケーション研究所編  財団法人 新聞通信調査会  2009/09/30  118-135
 プロセスが見えるメディア分析入門 ~コンテンツから日常を問い直す~  藤田真文、岡井崇之編  世界思想社  2009/04/20  95-120  978-4-7907-1405-7
 質的調査ガイドブック  立正大学文学部社会学科  2008/03/31  57-69
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論文
 テレビの中のダイバーシティ ~そのルーツと現況~  日吉昭彦  GALAC  2017/10
 ロンドンオリンピック開催期間における日本のテレビニュース報道に関する内容分析  中正樹、日吉昭彦、小林直美  ソシオロジスト  17/ 1, 147-182  2015
 ロンドンオリンピックをめぐる英国報道の背景  中正樹、日吉昭彦、小林直美  ロンドンオリンピック開催期間における日本のテレビ報道 ~北京オリンピック開催期間におけるテレビニュース報道との比較を通して~ 平成25年度~平成27年度 科学研究費補助金 基盤研究(C)研究成果報告書  7-20  2015/05
 多チャンネル化と放送の「多様性」に関する一考察 : 地上波放送およびBS、CSの内容分析調査  日吉 昭彦  情報研究  50, 29-56  2014/12
 多チャンネル状況下の放送の「多様性」と質的評価 : 地上波放送、BS、CS放送の内容分析調査と映像評価尺度を用いた考察  日吉 昭彦  情報研究  51, 1-27  2014/07
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研究発表
 巡島 ~佐渡に逢う  その他  2016/03
 A Quantitative and Qualitative Analysis of Japanese Television News Coverage during the London Olympics Period: A Comparison with the Beijing Olympic Period  European Association for Sport Management, 23rd Conference  2015/09/10
 「最後から二番目の恋」と観光地・鎌倉 ~「ドラマ」と「地域」の関係に迫る~  その他  2015/03
 SURVEY RESEARCH 社会調査Ⅲ 研究レポート集  その他  2015/03
 ロンドンオリンピックのテレビニュース報道に関する内容分析  研究発表  武蔵社会学会  2014/07/19
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教育活動
 「社会調査士」資格認定科目の担当  教育活動上特記すべき事項  2004/04-現在  専門社会調査士の資格を持って、一般社団法人社会調査協会が認定する資格「社会調査士」の認定科目を担当しています。
 フィールドワークによる課外活動の実践  教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)  2004/04-現在   主にゼミナールの受講生のみなさんとともに、長期休暇を用いたフィールドワーク合宿を実施して、より現実社会と接点を持つ教育プログラムの実践を心がけています。

 また、これらフィールドワークの企画は、学生のみなさんの自主企画で行うことで、企画・立案のアイデア力から、グループワークによる社会的コミュニケーションまで、あるいは調査の実践力から調査報告をまとめるデザイン力、プレゼン力まで、さまざまな社会で必要とされている力を育てていきたい思っています。
 メディア素材を用いたリテラシー教育  教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)  1999/04-現在  メディア研究の専門を生かし、テレビドラマや広告、新聞社説などの多様なメディア素材を用い、実際に素材を分析するなどの作業を授業内に設けるなど、リテラシー教育を実証的な方法によって行っています。
 プレゼンテーションとシラバスの工夫  教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)  1999/04-現在   コンピューターを用いたプレゼンテーション(Power Pointの利用)を活用し、授業及び教材提示の質的向上に努めています。

 近年は「シラバス」として、授業で用いる全資料を毎セメスターの最初の授業で配布しています。授業の到達目標を明確にして、予習や復習に役だつ教材作りに工夫をしていきたいと思います。
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授業改善(FD参加等)
 FD企画・運営  2017/12  授業改善のための学生・教職員懇談会
 FD企画・運営  2017/07  学生の意見を題材とした教職員ディスカッション
 FD参加  2008/08/05  私大連:平成20年度FD推進会議
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所属学協会
 日本マス・コミュニケーション学会  1995/12-現在
 日本社会心理学会
 日本社会学会  2012-現在
 関東社会学会
 社会情報学会  2012-現在

委員歴
 日本マス・コミュニケーション学会  放送研究部会 幹事  2017/06-現在
 日本マス・コミュニケーション学会  企画委員会 幹事  2015/06-2017/06
 日本マス・コミュニケーション学会  事務局 幹事  2012/06-2013/06
 茅ヶ崎市  茅ヶ崎市情報公開・個人情報保護審議会委員  2011/04/01-2013/03/31
 日本マス・コミュニケーション学会  マルチメディア研究部会幹事  2007/06-2010/06
 日本マス・コミュニケーション学会  事務局 幹事  2005/06-2007/06